【 冬本番!本気の冬対策 】

ご高齢者にとって危険と言われているヒートショックですが、若い人も油断は出来ないんです。

そこで今回は、浴槽の事故の中でも最も多い「ヒートショック」の原因・対策についてご紹介いたします!


突然ですが、お風呂にまつわるクイズです!

Q. 10% これはなんの数字でしょうか?
( ヒント:今回のコラムのタイトル )


正解は...
15〜44歳の不慮の事故の死因のうち
「浴槽内及び、浴槽への転落による溺死」が占める割合でした!

お風呂での事故は高齢者の方が多いと思われがちですが、
若い人のリスクもゼロではないのです!



今回は、浴槽の事故でも特に多い「ヒートショック」の原因や対策方法についてご紹介いたします!


【 ヒートショックとは? 】
急激な気温差によって血圧が変動し、危険な症状が出る状態のことです。

症状例:失神・不整脈・脳卒中・心筋梗塞など


【 ヒートショックになりやすい場所 】
ヒートショックに1番気をつけなければならないのが、冬のお風呂場!

特に暖房の効いた部屋から、脱衣所に移動・浴槽に入る時などに起こりやすいです。
お風呂内と外に10℃以上の温度差があると危険とされており、注意が必要です!


【 ヒートショックを経験しやすい人 】
●65歳以上の高齢者:心筋梗塞などの疾患を誘発しやすい
●生活習慣病の人:動脈硬化が誘発されやすく、自律神経の乱れも原因に
●子ども・若者:気温差や体調不良への注意が疎かになりがち


【 ヒートショックの予防方法 】
●脱衣所と浴室を温める:ヒーター・浴室暖房・湯船の蓋を開けておく
●お風呂の設定温度は低めに:高温のお風呂は浴槽から出た際の温度差が危険
 [ 38〜40℃の温度がおすすめ!]
●ゆっくりとお風呂から出る:浴槽から出る際の立ちくらみに注意!